プログラミング講義概要 (建築2年1学期)
授業の概要・方法
MATLAB言語を用いたプログラミング教育を行なう。最初の段階では,エディターの操作
方法などの基本事項について解説する。次の段階では,MATLABのプログラム作成能力
を養うために,MATLAB文法の中で最も重要な項目について例題を掲げて解説する。
また,演習問題(主に統計計算,簡単な数値計算)を通して,重要な文法項目について
繰返し練習する。講義の目的は,MATLABを用いて必要に応じた自作のアプリケーション
ソフトの開発が出来るようになること。
授業計画
回数 | 題目 | 講義内容・目標 |
第1回 | ガイダンスとMATLABの紹介 | 講義概要,スケジュールの説明 MATLABの概要説明と簡単なプログラムの作成 |
第2回 | MATLAB文法の基礎(1) | 入出力関係,変数・データの型,行列演算 エディターの操作方法 |
第3回 | MATLAB文法の基礎(2) | for〜end文の説明 |
第4回 | MATLAB文法の基礎(3) | 多重ループを構成するfor〜end文,if文,配列変数 |
第5回 | MATLAB文法の基礎まとめ | MATLAB文法の基礎についてのまとめ プログラムのデバッグ,エラー処理 |
第6回 | 中間試験 | 配列変数,for〜end文,制御文を用いた プログラムの作成に関する中間試験の実施 |
第7回 | 2次元図形の描画(1) | プロット関数の利用の仕方 |
第8回 | 2次元図形の描画(2) | 各種プロット関数とグラフの装飾 |
第9回 | 3次元図形の描画 | 3次元プロット関数の利用の仕方 |
第10回 | ファンクションMファイル(1) | 引数,global宣言文による数値データの受け渡し |
第11回 | ファンクションMファイル(2) | 複数のファンクションMファイルを用いた プログラム構成 |
第12回 | データファイルの入出力(1) | フォーマット付きアスキーファイルの入出力 |
第13回 | データファイルの入出力(2) | バイナリファイルの入出力 |
第14回 | まとめ(1) | 総合的な演習問題の実施 |
第15回 | まとめ(2) | MATLABプログラムの作成に関する総合的なまとめ |
■ 履修の心得および準備
講義の予習,復習のために,常にテキスト,ホームページ資料を参照すること。
演習問題を実行し,理解を確実にすること。
■ 教科書
高井信勝著,“MATLAB入門”,工学社
■ 参考書,資料等
MATLAB正規マニュアル(英文),ホームページ資料
■ 成績評価方法
講義内容の理解度,中間および期末試験の結果を考慮して評価する。
2020(R2)年度日程表 プログラミング 講義スケジュール
2年次 Q1,Q2クラス:月曜日1講目 担当:足立,植松
回数 | 日時 | 備考 |
1 | 4/13 | |
2 | 4/20 | |
3 | 4/27 | |
4 | 5/11 | |
5 | 5/18 | |
6 | 5/25 | |
7 | 6/1 | |
8 | 6/8 | |
9 | 6/15 | |
10 | 6/22 | |
11 | 6/29 | |
12 | 7/6 | |
13 | 7/13 | |
14 | 7/20 | |
15 | 7/27 | |
16 | 7/28または7/30(補講日) | 左記のいずれかの日に期末試験を実施 |