1.使用言語,使用環境およびハードウエアー機器構成

(1)使用言語
 講義で使用するMicrosoft社のQuick Basic (Basic:Beginner’s All-purpose Symbolic Instruction Code)は,
統合開発環境を備え,従来のBasicでは困難であった構造化プログラミングを指向した点に特徴がある。具体的に
は,スクリーンエディタ,強力なオンラインヘルプ(QBアドバイザー),デバッグ機能を備え,分かり易いプログラムを
作成することを可能とする豊富なコマンドを有し,プログラムの開発効率を上げることを意識した言語仕様になっている。
 なお,現在ではWindowsライク,Macライクなソフトの開発に適したVisual Basicもある。

(2)使用環境
Quick Basicは,Basic言語の中のひとつのソフトである。情報処理実習室のパソコン(富士通FMV 5266DX)の
Cドライブにインストールされているのは,英語版である。したがってプログラム中,出力結果およびファイル名
等に日本語を使用することが出来ない。このような制約があるが,Visual Basic,Fortran言語より初心者には負
担が少ない。
 なお,グラフィックス関連のコマンドの一部に日本語版のQuick Basicと異なる点があるが,その他多くは同じで
あるので下記の日本語版のマニュアルを参照されたい。

Microsoft Quick Basic programming Guide
Microsoft Quick Basic Handbook

(3)計算機仕様
計算機本体:富士通FMV−5266DX
Authentic AMD-K6 Processor 266MHz
メモリ:RAM 64MB
ハードディスク:3.2GB
OS:Microsoft Windows 98

ドライブ構成
A:3.5インチフロッピードライブ
C:ハードディスク(システムドライブ)2GB
D:ハードディスク 1GB
E:CD‐ROMドライブ


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